パンダに会いに北京動物園へ行こう!

中国といえばやはりパンダでしょう!
中国といえばやはりパンダでしょう!

中国=パンダという公式が成り立つ人も少なくないはずです。中国が嫌いという人でもパンダの可愛さには心を開かずにはいられないでしょう。もっともパンダはその可愛さとは裏腹に、想像以上に凶暴なのは意外と知られていません。なんせ熊ですから、目の周りのタレ目な感じの模様の奥では目を光らせているのです。

それはともかく、せっかく中国に来たのですから本場のパンダを見ておくべきでしょう。北京では北京動物園にパンダがいます。もちろん北京においてもパンダは人気者で、パンダエリアの前には大勢の人だかりができます。でも、わりとみんな一目見たらそれで満足するようで、粘っていればいい場所でパンダを見ることが出来ます。

お土産のパンダグッズもなかなかです。少し割高ですが、ぼったくり価格ではないので中国の観光客のほうが買ってるイメージがあります。おそらく空港でパンダグッズを買うよりは安いし種類もあるので、お土産にパンダグッズをと考えている人はぜひ北京動物園で買いましょう。

もちろんパンダ以外にもたくさん動物がいます
もちろんパンダ以外にもたくさん動物がいます

この北京動物園の魅力はパンダだけではありません。日本で見ることが出来ない動物がたくさんいます。本気で見て回ろうと思ったら1日がかりです。絶対にマラソン前日に北京動物園に行こうとしないでください。行くならさっと行ってさっと戻るぐらいの気持ちの切り替えが必要です。全部見ていると確実に足がパンパンになります。

全部見ようなんて欲張る必要はありません。まずはパンダを見て、あとはのんびり散策するぐらいの余裕をもって見て回りましょう。

超便利!交通カード「市政交通一卡通」を使いこなせ!

交通カード「市政交通一卡通」なしで北京を歩くなんて想像できません
交通カード「市政交通一卡通」なしで北京を歩くなんて想像できません

北京での移動は地下鉄が圧倒的に便利です。タクシーも安くて便利ですが、中国語が話せない人には敷居が高いのも事実。特にひとりで移動する場合は地下鉄での移動が多くなります。そうなると毎回切符を買うのが面倒になります。とくに日本国内でSuicaのようなICカードに慣れた人にとって切符の購入はわずらわしいものです。

そういう人におすすめなのが交通カード「市政交通一卡通」。Suicaの北京バージョンだと思ってもらえればいい。日本国内と同じようにバスにも乗れるし、買い物もできるのがこの交通カード「市政交通一卡通」なのです。しかもバスは割引運賃が適用されます。普通は1元のところ6割引きの0.4元です。支払いがわかりにくいバスもこれならば安心です。

購入はコンビニやスーパーなどでもできますが、電車にのるのに使うのですから基本的に駅の窓口で購入するのがよいでしょう。

観光地に行くだけが観光ではなく、地下鉄やバスという北京市民の足を同じように使うことで、北京の今を肌で感じることが出来ます。おしゃべりに夢中な若者や、仕事で疲れたサラリーマン。言葉は違えど日本人とそう変わらない部分も多くあることに気づけるはずです。

最初に購入するときにデポジットで20元取られますが、カード返却時に戻ってきます。わたしは1年に1度北京を訪れているのでカードの返却はしていません。そして、このカードなしでは北京で自由自在に動き回ることが出来ないほど依存しています。今後、何度も北京を訪れる人や3日以上観光する人にとって必須のカードが交通カード「市政交通一卡通」なのです。

ぜひ交通カード「市政交通一卡通」を手にして、北京の今を楽しんでください。

 

古くて新しい街「前門大街」を散策する

レトロさが前門大街の売りのひとつです
レトロさが前門大街の売りのひとつです

オリンピックの前後で様変わりしてしまった街があります。それが「前門大街」、北京の浅草とも呼ばれる歴史のある街です。詳細は私が2013年に訪れた旅行記を参照してください。現在の前門大街は完全に作られた街で人によっては魅力がなくなったと言う人もいるのですが、以前の姿を知らない私はこれはこれでありではないだろうかと思うのです。

『前門大街・大柵欄』作られすぎた街だけどそれが中国らしい

たしかに前門大街は作られた街ですが、路地を一本入ると以前からの風景が変わらず残っているのです。作られた街も決して悲観的になるべきものではなく、そして裏には魅力ある北京の街があるのですから、訪れないわけにはいかない場所のひとつと言えるでしょう。

スタバらしくないですが、これでもスタバなんです
スタバらしくないですが、これでもスタバなんです

前門大街はリアル中華街という言葉が似合うかもしれません。神戸や横浜にある中華街に雰囲気が似ています。いや、こちらが本場ですから、神戸や横浜のほうが前門大街に似ているというべきでしょうか。

美味しいご飯がいつでも食べられるのが前門大街の魅力のひとつです
美味しいご飯がいつでも食べられるのが前門大街の魅力のひとつです

個人的にはこの街の最大の魅力は中華料理らしい中華料理を楽しめるお店が多いというところです。麻婆豆腐や青椒肉絲、回鍋肉といった定番中の定番がメニューに並びます。北京ダックのお店もいくつかあります。現地の人が朝ごはんを食べるようなお店もあります。1人で入っても違和感のないお店が多いので、私はこの街が気に入っています。

台湾小吃のフードコートもありますし、夜市と言うほどではありませんが露店が並んでいるエリアもあります。食事のことだけを考えればこの周辺に宿をとるのがよいかもしれません。天安門広場も目の前です。観光の拠点には最適です。買い物が好きな人にも向いています。中国らしいあやしげなものが揃っています。

散策するだけでもじゅうぶん楽しめる街です
散策するだけでもじゅうぶん楽しめる街です

私はそういう雑多な街を散策するのも好きなので、地元のお店や露店で夕食をし、カメラ片手に街を散策するのがとても楽しいのです。観光にあまり時間を取れないけど街歩きもしてみたいという人におすすめです。

アスリートならオリンピック公園に行くでしょ!

近くで見ると圧倒されます
近くで見ると圧倒されます

毎年ランナーに人気な観光名所がオリンピック公園です。北京オリンピックの会場「鳥の巣」はまだ記憶に新しいでしょうか。その鳥の巣があるオリンピック公園。正直何もありません。鳥の巣を目の前で見れるぐらいでしょうか。でも1度くらいは見ておいたほうがいいほど建築物としても素晴らしい建物ではあります。

北京オリンピックの写真が展示されていました
北京オリンピックの写真が展示されていました

そして何よりも、何もない感じが私は好きなのです。おそらく人工のものと思われる湖を眺めならがぼんやりする時間がたまらなく好きです。ここに来る北京の人たちもどことなくのんびりとしています。そういう北京の人たちを見るのも好きです。

湖にはのんびりとしたい人たちが集まります
湖にはのんびりとしたい人たちが集まります

わざわざ北京にまで来て「なにもしない」なんて考えられないかもしれないですが、北京に何度も行っていると、落ち着ける場所というのは大切です。とくに北京の街の人の多さに疲れた時はオリンピック公園で体も気持ちもゆっくりさせることも必要なのです。

鳥の巣はどこから見ても絵になります
鳥の巣はどこから見ても絵になります

ちなみにこの敷地面積は東京ドーム145個分だとか520個分だとかいろいろな情報がありますが、そうなってくると東京ドームが小さいのか、オリンピック公園が広いのかどっちだかわかりません。おそらく今の公園が東京ドーム145個分で、オリンピック当時の選手村まで含めた敷地が東京ドーム520個分でしょうか。とにかく広いので隅々まで歩くのは無理でしょう。

万里の長城マラソンを走る人ようなアスリートならやはり訪れたいですね。地下鉄で簡単に行けるので観光には適しています。ただ、何もありません。多くを期待しすぎないでください。私が個人的に好きな場所ということで紹介しました。

798大山子芸術区がすごいことになっている

意味不明なオブジェクトがあちこちに置かれている
意味不明なオブジェクトがあちこちに置かれている

日常の中でふと思い出す北京の風景があります。その多くが『798大山子芸術区』です。ここは北京でありながら北京ではない場所のひとつです。台北や香港のことを考えているときもなぜか『798大山子芸術区』が頭に浮かんでくるのです。そして『798大山子芸術区』でくつろいでいる自分をイメージするのです。

工場の跡地だったことを彷彿させる建物
工場の跡地だったことを彷彿させる建物

北京のひとつの最先端は三里屯ですが、『798大山子芸術区』もまたひとつの最先端とも言えます。アートエリアとして発達したためか、欧米系の雰囲気に満たされていますが三里屯ほど居心地が悪くなく、むしろより庶民に近い場所のように私は感じました。

もっとも私は芸術に縁がなく、何がアートで何が落書きかすら違いがわかりません。それでも、ファインダーから覗くこの街はシャッターチャンスがあふれています。街そのものも他の街に比べて格段にきれいです。おしゃれなレストランやカフェも揃っています。でも、それでいて中華な雰囲気は失っていない不思議な空間でもあります。

おしゃれな若者が集まります
おしゃれな若者が集まります

アートエリアなのでおしゃれなファッションの若者も集まります。そして一眼レフカメラを手にした若者が多く、中国の豊かさも感じられます。ここが北京のすべてなわけではありませんが、『798大山子芸術区』にいると中国人も日本人もそう違わないように感じるのです。反日とか中共とかそういう政治的な感じもまったくありません。純粋に居心地がいいのです。

ここはおすすめだと断言できます。故宮を見るよりも『798大山子芸術区』を見るほうがよっぽど楽しい。もちろん故宮には故宮の良さがありますが、歴史を学んでいなければ楽しさも半減です。『798大山子芸術区』は事前の学習は必要ありません。難しいことを考えることなく楽しめます。

北京にもこんなセンスのいい空間があるのだと驚かされます
北京にもこんなセンスのいい空間があるのだと驚かされます

難しさがあるとすれば交通アクセスぐらいですが、北京に慣れた人ならバスを使い、そうでなければタクシーをおすすめします。ちょっと不便な場所にあること以外はとてもいい場所です。万里の長城マラソンで走り疲れた翌日の散策にちょうどいいかもしれません。

后海でのんびり散策&お茶タイムでリフレッシュ

后海・什刹海は絶好の散策ポイント
后海・什刹海は絶好の散策ポイント

北京に行ってまであくせくしたくないという人もいるかと思います。初めての北京であれば見るべきものがたくさんありますが、2度、3度となると行きたい観光スポットがなくなってきます。ましてやマラソン大会の前日なんかはむやみに歩きまわっても体力を消耗するだけです。そういうとき、のんびりできるスポットがあります。

まずはお気に入りの文庫本を1冊旅行かばんに詰めておくのを忘れないで下さい。その1冊を片手に后海に向かいましょう。后海の周りを歩いて、疲れたらベンチや岩に腰掛けて本を読む。それだけでなんとも優雅な気持ちになってきます。おすすめは「蒼穹の昴」シリーズです。清代末期の北京の情景を思い浮かべながら歩く后海はいつもと違って見えるかもしれません。

雰囲気もいい茶家傳
雰囲気もいい茶家傳

せっかくですから、中国茶もいただきましょう。后海にある茶館・『茶家傳』に入ってみましょう。一人でも大丈夫ですし、中国語ができなくても大丈夫です。ちょっとした日本語で対応してくれる店員さんもいます。好きなお茶を選ぶだけなので、不安ならメニューの中で烏龍茶と書いてあるものを指させば問題ないでしょう。

お茶は決して安くありませんが、お菓子が食べきれないほどいっぱいついてきます。お菓子をつまみながらお茶を飲み、また本を読むわけです。こんな素敵な時間は日本ではなかなか確保できません。海外に来てまですることではないと思いますか?むしろ海外でしかそんなゆっくりな時間が確保できないのは日本人だと思います。

これでもかというほどお茶とお菓子をの楽しめます
これでもかというほどお茶とお菓子をの楽しめます

ここにいると中国人のおおらかさがよくわかります。一緒に仕事をするとそのおおらかさが嫌になることもあるのですが、一個人として見れば、おおらかさが羨ましくもあります。そして后海でのんびりの時間を過ごすとそのおおらかさを少しだけ分けてもらえたような気持ちになれるのです。細かいことは気にしないおおらかさ。

せっかくの北京なのですから、そういう時間の使い方もありだと思います。いや、そういう時間の使い方ができるようになって初めて北京を感じられるのかもしれません。

三里屯で北京の最先端を体感しよう

流行の最先端、三里屯VILLAGE
流行の最先端、三里屯VILLAGE

中国に行ったことのない人は、北京が都会だと聞いてもいまいちピンとこないかと思います。いまだに北朝鮮のように物資が乏しく規制が厳しい国だとイメージしている人もいるかもしれません。テレビで見る中国は土ぼこりやPM2.5で霞んだ感じがあるかもしれません。実際のところ日本のようにきれいな街ではありません。その中で異質なのが三里屯です。

ここはどこの国だろうかと思うほど欧米人が大勢集まります。日本で言えば六本木のような場所なのかもしれません。周辺には各国の大使館が並んでいるのであながち間違いではないでしょう。バーでは白人が昼間からビール片手に語り合っています。三里屯VILLAGEにはブランド物のお店が軒を連ねています。やはりどこをどうみても北京だとは思えません。

自分がどの国にいるのかわからなくなるほど白人が多い
自分がどの国にいるのかわからなくなるほど白人が多い

そういう意味では観光として行くべき場所ではないのかもしれません。それでも三里屯だけを見て北京を語れないのと同じく、三里屯を見ずして北京は語れません。北京で暮らす中国人の多くはこの三里屯で買い物ができるようになることを目指して働いています。いまは手が届かなくても、いつかはという思いで生きているのです。中国人の活力のひとつが三里屯なのです。

そういう場所に身をおくことで感じられることもあるはずです。カフェでちょっと高いカフェラテを飲みながら、周りの人を観察するとこれまでと違った中国人の姿が見えてくるはずです。とくに若者は今の中国の若者をよく見ておくべきです。これから国際社会の中で向き合わずにいられない中国人について、マスコミでは語られない一面も知っておくのはよいことです。

ありきたりの観光地で物足りなくなったら、三里屯のような北京のちょっと尖ったところを訪れてみるのがいいかと思います。北京の懐の深さを肌で感じることが出来るはずです。

絶対に外せない北京観光スポットベスト5

せっかく北京にまで来ているのですから、ただ走って帰るだけではもったいない。とはいえ、初めての北京で一体どこに行っていいのやらわからない人のために、ここだけは抑えておくべき定番中の定番の観光スポットを5つ紹介します。

1.天安門広場・故宮博物館

中国の地方から大勢の人が集まります
中国の地方から大勢の人が集まります

まずはここに来ないことには北京に来たとは言えません。1949年に毛沢東が中華人民共和国の設立を宣言したのが天安門広場です。現在も国家的なイベントの際にはパレードが行われたりします。中国人観光客でさえ、ここにはやってくるほど、現代中国を象徴するのが天安門広場だと考えてよいでしょう。
そして故宮博物館です。明の時代と清の時代に国家の中心になった紫禁城が現在、故宮博物館として公開されています。博物館とはいえ、主要な宝物の多くは台湾に持ち去られたので、ここは建物そのものを見るための博物館と思ってよいでしょう。小説「蒼穹の昴」を読んでから行くと、10倍楽しさが変わってきます。まともに見ようと思うと1日がかりの観光になります。

2.頤和園

すべてが人造物だとは信じられません
すべてが人造物だとは信じられません

別名「サマーパレス」と呼ばれる庭園です。アヘン戦争後に英仏の軍隊により焼失しましたが、西太后により大修復が行われ現在の姿になり、その後西太后の避暑地として利用されていました。すべてが人造物だとは思えないスケールの大きさです。大きな湖も小高い丘も全部人造なのです。計算されつくされた配置は、現代でも多くの観光客に愛される場所のひとつです。

3.八達嶺長城

写真は八達嶺ではなく、金山嶺ですが…
写真は八達嶺ではなく、金山嶺ですが…

万里の長城マラソンに出場する人がここを訪れるべきかどうかというのは疑問ですが、やはり最も有名な万里の長城として外せないのがこの八達嶺でしょう。観光客と物売りの数がはんぱなく、それだけで疲れる人もいるよですが、それも含めて中国であり北京なのです。そういう私も初北京以来行っていません。一度行けばいいかなというところですが、一度は必ず入っておきたい場所でもあるのです。

4.王府井

この活気が「北京に来た!」という気分にさせてくれます
この活気が「北京に来た!」という気分にさせてくれます

あまりにも定番すぎて、紹介するほどのものなのか悩むところでもあります。そのうえ何があるわけでもないのです。10年前までの中国最大の繁華街といったところでしょうか。いまでは王府井よりも大きな繁華街はいくつもあります。でも、何度も来てしまうんです。この場所にはなんとも言えない魅力というか引力があるのです。ボッタクリの観光屋台や、さわがしい中国人観光客。いいところなんて何もないのに来てしまう。なぜでしょう。

5.天壇公園

北京最大?中国最大?世界最大?とにかくすごいパワースポットです
北京最大?中国最大?世界最大?とにかくすごいパワースポットです

ここも一度は行っておきたいけど、2度目はいいかなという観光地です。でも、中国風水はやっぱりすごいものです。おそらくここが北京で最大のパワースポットでしょう。明・清時代の皇帝が天に対して毎年の豊作を祈願した場所ですから、天と繋がる特別な場所というわけです。逆に言えばただそれだけの場所です。それ以外なにもない。個人的にはすぐ近くにある紅橋市場のほうが何倍も楽しいのですが、それはそれ、やはり見逃すわけにはいかない観光地のひとつです。