万里の長城マラソン前日の食事

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万里の長城マラソンは長時間のレースになります。なので一番こわいのがハンガーノックです。10時間近く走れば、どれだけ事前に準備していてもハンガーノックの危険性からは逃れられません。いかにしてレース中にうまく補給するかが重要です。ただ、ハンガーノックのリスクを少しでも減らすために、そして大会当日のコンディションを高めるための前日の食事について考えてみましょう。

まず避けるべきものがあります。それは唐辛子の入った料理です。まさか前日にそういうものを食べることは考えにくいですが、訳もわからず注文してしまうこともあるでしょうし、適当に入ったお店が火鍋専門店だったとかも考えられます。とにかく辛いものは避けましょう。胃の調子が悪くなったらとてもじゃないけどフルマラソンには耐えられません。

やはりオススメは炭水化物ということになります。ただ、マラソン前に向いていると言われるパスタの美味しいお店というのは北京ではなかなか見つけられないでしょう。しかも北京まで行ってパスタというのはどうかと思います。それはそれで話のネタにはなりますが。せっかく北京にいるわけです。北京ならではの炭水化物に注目してみましょう。

一番良いのが麺類でしょう。とはいえ中国の麺はいろんな種類があって、何を選んでよいかわからないかもしれません。しかも日本のラーメンとは違うので、私は好みの麺があまりありません。基本的には面総面というお店でしか食べないようにしています。このお店の麺は日本のラーメンとは違うけど、中華の麺のような残念感もありません。お店も若者向けで清潔感もあるのでかなりオススメです。

1人で食べるなら麺ですが、何人か一緒に食べるならやっぱり餃子でしょう。中国の餃子は基本的に水餃子です。専門店になると何十種類もの餃子を楽しめます。1人で行くと食べれる量と種類に限りがあるのでもったいない感じがします。街の小さなお店だと、1人前の餃子もあったりするのでメニューを確認してみましょう。

炭水化物できっちりと三食摂ることを心がけてください。朝は小籠包、昼は麺、夜は餃子といった感じが理想です。アルコールは可能な限り摂取しないのがベストですが、中国のビール1杯ぐらいならアルコール度数が低いので大丈夫です。間違っても飲み過ぎないようにしましょう。

またマラソン当日の朝は早いので、前日の晩ごはんは夕方5時ぐらいにしておくのがいいでしょう。

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