798大山子芸術区がすごいことになっている

意味不明なオブジェクトがあちこちに置かれている

意味不明なオブジェクトがあちこちに置かれている

日常の中でふと思い出す北京の風景があります。その多くが『798大山子芸術区』です。ここは北京でありながら北京ではない場所のひとつです。台北や香港のことを考えているときもなぜか『798大山子芸術区』が頭に浮かんでくるのです。そして『798大山子芸術区』でくつろいでいる自分をイメージするのです。

工場の跡地だったことを彷彿させる建物

工場の跡地だったことを彷彿させる建物

北京のひとつの最先端は三里屯ですが、『798大山子芸術区』もまたひとつの最先端とも言えます。アートエリアとして発達したためか、欧米系の雰囲気に満たされていますが三里屯ほど居心地が悪くなく、むしろより庶民に近い場所のように私は感じました。

もっとも私は芸術に縁がなく、何がアートで何が落書きかすら違いがわかりません。それでも、ファインダーから覗くこの街はシャッターチャンスがあふれています。街そのものも他の街に比べて格段にきれいです。おしゃれなレストランやカフェも揃っています。でも、それでいて中華な雰囲気は失っていない不思議な空間でもあります。

おしゃれな若者が集まります

おしゃれな若者が集まります

アートエリアなのでおしゃれなファッションの若者も集まります。そして一眼レフカメラを手にした若者が多く、中国の豊かさも感じられます。ここが北京のすべてなわけではありませんが、『798大山子芸術区』にいると中国人も日本人もそう違わないように感じるのです。反日とか中共とかそういう政治的な感じもまったくありません。純粋に居心地がいいのです。

ここはおすすめだと断言できます。故宮を見るよりも『798大山子芸術区』を見るほうがよっぽど楽しい。もちろん故宮には故宮の良さがありますが、歴史を学んでいなければ楽しさも半減です。『798大山子芸術区』は事前の学習は必要ありません。難しいことを考えることなく楽しめます。

北京にもこんなセンスのいい空間があるのだと驚かされます

北京にもこんなセンスのいい空間があるのだと驚かされます

難しさがあるとすれば交通アクセスぐらいですが、北京に慣れた人ならバスを使い、そうでなければタクシーをおすすめします。ちょっと不便な場所にあること以外はとてもいい場所です。万里の長城マラソンで走り疲れた翌日の散策にちょうどいいかもしれません。