補給を制するものが万里を制する

万里の長城マラソンと他のマラソンとで大きく違うのは「補給」です。世界のフルマラソンまでは知りませんが、日本のフルマラソンでは5キロごとぐらいに補給ポイントがあって、水・スポーツドリンクだけじゃなく、バナナやパン、ご当地の名物なんておいてあったりします。エイドステーション楽しみのひとつになっている大会すらあります。

万里の長城マラソンの場合は『水』とわずかな『補給食』だけです。かなりこまめに水分補給はできると考えてよいです。こんな先まで水を担いで歩いてきたんだと思うと、ボランティアの人たちに感謝せずにいられません。荷物にならないのであればペットボトルごと水をもらえます。

が、しかし。基本的には水しかないのです。4時間以内にゴールするのならぎりぎり間に合います。でも6時間も走るなら当然お腹がすいてきます。2013年はコースが変わってトップランナーでも8時間近くかかっています。お腹がすいても、いやハンガーノックになっても補給は水しかないのです。普段の生活でも6時間も何も食べなければ空腹になります。

そうなったらもうマラソンどころじゃありません。何かの修行かガマン大会。多くのランナーがこの罠にハマっているように感じます。

でも、この記事を読んだ人は大丈夫です。水しかないと最初からわかっているのだから、自分で用意すればいい。ランニング用のバックパックを背負って、そこに食料を入れておきましょう。ペットボトルも収納できるので便利です。

食べ物も必ず持って行きましょう。バナナが補給食としてもらえるかもしれませんが、バナナだけで8時間も9時間もは走れません。一番いいのは『ウイダー inゼリー』です。もちろん、エネルーギーインですよ。間違ってビューティーインなんて買わないようにしてください・・・。ローヤルゼリーインならまだなんとかなるかもしれませんが。長時間走ることを思えばVAAMも空腹対策には効果があるかもしれません。

私は初参加の年に、北京の街でパンを買ってバックに仕込んで行きました。この選択は大失敗でした。気温が高くて乾燥しているため、パンを口に入れた瞬間に、パンが口の中 の水分を全部持っていってしまったのです。パンで脱水症状になるかと思いました。2個持っていったのに空腹にもかかわらず、1個は食べきれず残してしまいました。

話はそれますが、北京でも最近は日本と変わらないおいしいパンが買えます。「なんじゃこりゃ?」なパン屋さんも多いのですが、おしゃれなパン屋さんもちらほら見かけます。

とにかく、レースに時間がかかると判断したなら栄養源を確保しましょう。大会側が用意してくれるなんて甘いことは考えないことです。年々改善されているのでなんとかなるかもしれませんが、基本的には自分で用意したほうがよいと思います。

ゴール後にはパンやらバナナが用意されています。ビール売りのおっちゃんもいますし、少し歩けば食堂もあります。なので走るときの分だけ用意すればOKです。

うまく補給をして、納得のいく走りを目指しましょう。

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